農業を取り巻く諸情勢は大変厳しいものがあり
責務の重大さを痛感しております
もとより微力でございますが
農業農村整備事業の推進と土地改良区の健全な運営に
最善の努力を傾注する所存でございますので
今後ともなお一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう
衷心よりお願い申し上げます
星 信悟
宮城県登米市南方町西山成前61
987-0401
0220-58-2024
0220-58-2784
hasama.r@s5.dion.ne.jp
平成6年4月1日
宮区第342号
80名
3名
14名
25名
2,896名(令和6年度)
55,617,470m²(令和6年度)
25名(令和6年4月現在)
本地区は仙台市の北東約70kmに位置し、迫川の右岸に展開する広大な低平地で東は迫川、西は小山田川・蕪栗沼を境に大崎市田尻・栗原市瀬峰に接し、南は旧迫川をもって涌谷町に境し、北は栗原市若柳と接する東西10km、南北20kmにおよび登米市遠田郡の1市1町に跨がる5,600ha余りの地域である。
本地域は、往年北上川・迫川の遊水地帯であり、用排水の便は極めて悪く、これらの解消を図るために昭和初期より迫川、旧迫川の改修に取り組み、昭和30年代前半に改修が終了した。昭和38年国営水利事業が採択され、昭和41年度に着工し昭和53年度完了。同付帯県営事業は昭和44年度に着工し、平成元年度に完了。
また、国営計画に基づいて末端施設の整備を行うため、昭和46年より大規模県営ほ場整備事業が着工し平成6年度をもって完成した。これにより旧迫川地区全事業一切が完了することになった。
しかし、国県営事業で造成された基幹施設は旧迫川沿岸土地改良区が管理し、県営ほ場整備事業により造成された施設は、登米郡南方迫土地改良区と登米郡米山町土地改良区でそれぞれ管理してきた。
そのため組合員は重複、重畳負担を余儀なくされ、維持管理体制の一本化を求めて昭和59年から土地改良区合理化の検討が進められ、平成3年9月旧迫川を境に旧迫川水系左岸土地改良区統合整備推進協議会を設立し、3土地改良区の話し合いを積極的に進め、平成6年4月1日をもって合併が実現した。
合併後の改良区においては、これまでの不合理性の改善・組合員の負担軽減・組合員へのサービス向上等を基本理念に目標達成に努めている。また基幹施設は供用開始から30年以上経過し老朽化が著しく維持管理費の増嵩不可避であるが、様々な事業を取り入れ、農業水利施設ストックマネジメントによる施設の有効活用や長寿命化を図り適切な維持保全に努めている。